掲載写真の多くは、シャッターを切る前から失敗しています。強すぎる光、合っていない高さ、2台の間に押し込まれたクルマ。どれもカメラマンやスタジオがなくても解決できます。スマホと10分、そしていくつかの習慣があれば、展示場のどのクルマもショールームで撮ったように見せられます。私たちの撮り方をご紹介します。
まずは光から
写真の出来を左右するのは、レンズよりも光です。LotShowは選んだ背景に合わせてクルマをライティングし直しますが、使えるのは写真に写っているディテールだけです。白飛びした塗装や真っ黒につぶれた影は、もう取り戻せません。
曇りの日が味方
明るい曇りの日は、展示場で得られる最高の光です。雲が巨大なソフトボックスの役割を果たし、ボンネットに強い反射が出ることも、バンパーの下に濃い影ができることもなく、ボディカラーも正確に写ります。撮影日を選べるなら、そういう日に撮りましょう。次点は早朝と日没前の1時間です。
太陽は背中側に
晴れた日は、太陽が自分の肩越しにあり、撮影する面に光が当たるようにクルマの向きを変えます。太陽に向かって撮るのは厳禁です。濃い色の塗装には自分の姿が映り込みやすいので、ドアに自分が見えたら一歩横に移動しましょう。
買い手が探す12のショット
買い手が写真を見る順番は決まっています。まずフロント斜め、次にサイド、そして室内。その順番で撮れば、カメラロールは最初から掲載用に並んでいます。撮りながらチェックしていきましょう。
- フロント斜め
メインの1枚。前方の角から離れて立ち、グリルと側面全体が見えるように。 - 真横
クルマに対して正対し、ホイールベースの中央に合わせて。 - リア斜め
1枚目を後方の角から鏡写しにしたショット。 - 正面
エンブレムを中央に、ヘッドライトを水平に。 - 真後ろ
ナンバープレートを中央に。グレードのエンブレムが読めるように。 - ホイールとタイヤ
いちばん状態の良いホイールを、トレッドが見えるようにアップで1枚。 - ダッシュボード
後部座席から前席の間越しに、画面を点灯させて。 - フロントシート
運転席のドアを開けて撮影。サイドサポートの状態もありのままに。 - リアシート
後部ドアを開けて、フロアマットを敷いた状態で。 - オドメーター
イグニッションをオンにして、走行距離をくっきり読めるように。 - トランク
トランクを全開にして、荷室は空の状態で。 - エンジンルーム
ボンネットを開け、正面から胸の高さで。
距離と高さを正しく
スマホで撮ったクルマの写真がどこか不自然に見えるのは、たいてい撮影者が近づきすぎているからです。近距離では広角レンズが手前のものを引き伸ばすため、フロントバンパーが膨らみ、ルーフは小さく縮んで見えます。
下がって2倍で撮る
2倍レンズでクルマ全体がフレームの約3分の2に収まるまで下がります。思ったより遠く、クルマ3〜4台分ほど離れることもよくあります。そうすれば、実物どおりのプロポーションに戻ります。
ヘッドライトの高さで撮る
スマホがヘッドライトと同じ高さになるまでしゃがみます。立ったままだとクルマが小さく見え、ルーフが写りすぎます。ヘッドライトの高さなら、ショールームの写真のようにどっしりと堂々とした印象になります。
スタジオ背景を前提に構図を決める
LotShowがシーンを置き換えるので、背景がきれいである必要はありません。ただし、クルマの輪郭はきれいに写っている必要があります。ミラーやタイヤも含め、クルマ全体の周りに少し余白を残してください。切れてしまった角は元に戻せません。水平を保ってクルマを中央に置けば、まるで最初からそこにあったかのように背景がなじみます。ボディカラー、トリム、エンブレムは一切描き直しません。

10分間のクリーニング
スタジオ背景は、きれいなクルマをより美しく、汚れたクルマをより汚く見せます。背景に気をそらすものがなくなるからです。
背景は新しくなっても、クルマはクルマのまま。布で10分拭くことが、掲載にできるいちばん安いアップグレードです。
私たちのルーティンは10分で終わります。路面の汚れがたまりやすいホイールとドア下部を拭きます。ダッシュボード、カップホルダー、シートから私物を片付けます。窓のステッカーをはがし、プライスボードを外します。ガラスの内側と外側を拭いて、ダッシュボードが透けて見えるようにします。最後に、サイドから撮るときはタイヤの面がカメラ側を向くよう前輪を切っておきます。
1列まとめて一括処理
1列をまとめて撮影すると、大幅に時間を取り戻せます。LotShowは1回のアップロードで1列分をまとめて受け付け、各写真は約1分で完成します。事務所に戻る前に、最初のクルマはもう仕上がっています。
どのクルマも同じように回る
クルマの周りを回る方向を決め、それを守りましょう。同じ順番、同じ距離、同じ高さで。この一貫性があるからこそ、サイト上の60台が60回の別々の撮影ではなく、ひとつの販売店の在庫に見えるのです。
定番の背景を決める
6種類のショールームから1つをデフォルトに決めて、すべてのクルマに使いましょう。最初はホワイトホールかグレーコンクリートがおすすめです。注目車やメインの掲載用にもう1つ決めておけば、ほかのクルマと差をつけられます。
料金は完成した写真の分だけ
1クレジットで写真1枚。一括処理の中で失敗した写真があれば、そのクレジットは自動で残高に戻るので、失敗したショットで損をすることはありません。
アップロードする前に
カメラロールを一度スクロールして確認します。ブレた写真を削除し、リストのショットがすべて揃っているか確認し、1枚目がフロント斜めになっているようにします。それが検索結果で買い手の目に入り、クリックされるかどうかを決める1枚です。
あとは外装の写真をアップロードして背景を選び、次のクルマへ。室内やディテールの写真はそのままアップロードします。1列を回り終える頃には、最初の掲載用写真が完成しています。LotShowは初めてですか?毎月3枚の写真が無料で、カード登録も不要です。
